捻挫は癖になる? by本田貴久子
先日、サッカーの練習中に捻挫をした小学生の男の子がご来院されました。お母様は「前からこっちの足ばかり捻挫していて、やっぱりよく言うように癖になるんですね。」っとおっしゃって連れてこられました。
皆さんもこのフレーズ、聞いたことありませんか?~「捻挫は癖になる」~
当院では「捻挫は癖になる」とは考えていません。捻挫が癖になるのではなく、捻挫を発症してしまいやすい原因が体の中に残ったままになっているだけと考えています。捻挫してしまった後に、その原因をしっかりと取り除いてあげると、同じように捻挫を繰り返すことはありません。
捻挫の原因は脛や足首の周り、足底の筋肉の硬さであることが多いです。そもそもそのような部分の筋肉の硬さが生じてしまうのは、骨盤の捻じれ、股関節周辺の筋肉の硬さからくる体のゆがみが原因となっていることが多いです。
歩く時に股関節の可動が悪いのを無意識のうちに脛や足首に負担を掛けて、足首周辺の筋肉が硬くなって、スポーツをしている時など不意な動きで足を着いた時にしなやかに体を使えずに捻挫を発症してしまうパターンが多いです。
捻挫の負傷後に、足首、足底など痛みの感じている部分のケアだけして、痛みがなくなって完治したと思って放っておくと、また再発しやすいのです。おおもとの原因となっている、体のゆがみ、ゆがみからくる股関節周辺の筋肉の硬さが改善できていないと「また同じ足を捻挫してしまった!」というようなことになってしまいます。捻挫とまではいかなくても、「転びやすい」「つまずきやすい」というのも同じようなことと言えます。
当院の「無痛ゆがみ調整」ではお一人お一人の体の状態を丁寧に見て、症状が出ている原因を根本から解決しています。
誰でも痛みがあるのは辛いですよね?でも痛みがなくなったら、それで体が良くなったとは言えないかもしれません。体のゆがみを取って根本原因から解消していれば同じ症状を繰り返ることなく、いつでも安心て身体を使える状態は作れます!
先ほどの小学生の男の子、捻挫の痛みが無くなった後も体のゆがみを調整されました。お母様は「股関節の動きも良くなっているのか、最近足の運びも良くてサッカーが上達したみたいだし、本人のやる気も上がってます!」と喜んでおられます。本人もきっと体が使いやすくなったのでしょうね。
ただの捻挫、転びやすいだけでも体になんらかの原因があるかもしれません。気になる症状がある方は是非お気軽にご相談にいらしてください。体を根本から良くしていきましょう。
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