自律神経と首の深い関係 by冨田
相模原市上溝からお送りするブログです。
近年、「自律神経」という言葉がよく聞かれるようになりました。
それに伴い自律神経失調症という症状も認知されてきています。
実は自律神経失調症に対して薬を投薬しても、なかなか治らないのが現実です。
今回は、姿勢の専門家として自律神経のお悩みに対して新たな切り口を提案したいと思います。
自律神経とは
そもそも自律神経とは何かということからお伝えします。
自律神経は、体の機能をコントロール、調節している神経です。
例えば、血管の動きや、呼吸のコントールもそうですし、内臓の動きなんかも自律神経がコントールしているのです。
自律神経には2種類あって、交感神経と副交感神経です。
どちらも1日中働いているのですがタイミングに寄って、どちらかが強くなり優位になる時間が必ずあります。
交感神経は昼間活動しているときに優位になり、副交感神経はリラックスしている時とか睡眠の時に優位になります。
以上がざっとですが、自律神経の基礎知識ですので頭に入れておいてください。
自律神経と首
タイトルにもあるように、自律神経と首には深い関係があります。
首には自律神経の中継点が集中しています。
自律神経のバランスが崩れるときは、ほとんどの場合首に負担がかかり、自律神経を乱しているのです。
自律神経のバランスが崩れると、頭痛・まめい・耳鳴り・便秘・腸の不調・動機・不眠症・冷え症等々、様々な症状を引き起こす原因になります。
この症状に対して、薬を投与するとします。
たしかに一時期は良くなります。
しかしすぐに元通りになり、薬の量を増やしより効果が強い薬を出すようになります。
ここで考えてほしいのは、そもそもなんで頭痛が出てたのかとか、自律神経のバランスが崩れているのかという根本的な原因は見逃されているという事実です。
その原因から治すというのが、一番の症状をとる近道であり正しいのです。
最初にいった通り、自律神経が多く集中している首にアプローチしていくのが根本的な解決になるのです。
首に負担がかかる原因は姿勢です。
姿勢が悪かったり、バランスが悪いと首に負担がかかるのです。
まとめると、
【首に負担がかかる→自律神経が乱れ始める→バランスが崩れ実際に症状がでる】
こんなストーリーがあるのです。
当院では首にかかる負担を減らし自律神経を整え、症状を改善していくことをしています。
「無痛ゆがみ調整」が当院の全身の姿勢やバランスから整えるメニューです。
興味がある方は下記のリンクからご覧ください。
簡単体操で姿勢を良くして自律神経を整えよう!!
今回首の負担をかけている姿勢を改善する体操をお伝えしたいと思います。
上部胸椎の硬さをとっていく体操です。
首に負担がかかる姿勢で、頭が前にいっている姿勢があります。
上部胸椎が硬いと、背中から丸まり頭が前にいきます。
デスクワークやパソコン、スマホをしている人に多いです。
この上部胸椎の硬さをとっていき、背中を真っ直ぐにして頭の位置を戻し首に負担がかからない姿勢を創っていきましょう(*^^*)
この体操は1日10回やってみましょう。
動画もあるので、やり方も確認してみてください。
~やり方~
①椅子に座り、両肩に手を置く
②体の前で両肘をつけるようにし、目線はへそを見るようにし、体を丸めます
③元の①の状態に戻します
④余裕があれば、斜め上をみる
~ポイント~
・腰を丸めるのでなく、背中を丸める
・痛みがない範囲でやる
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