寝違えの原因とは by冨田蓮

2016年も最後の診療日になりました。

皆様良いお年をお迎えください。

 

今日は寝違えについて解説していきます。

寝違えも実は姿勢が関係しているので、繰り返し寝違えを起こしている方は参考にしてください。

 

寝違えの原因

寝違えは姿勢が原因で起きていることが多いです。

たしかに変な寝方をして朝起きたら痛いということもあります。

しかしその場合は痛みもそれほど強くないし、何日も痛くはならず、ほとんどが1日で回復してしまいます。

それがごくたまにであれば、問題ありません。

問題なのは、寝違えて激痛があるとか何回も繰り返しているとか何日も治らないという寝違えが問題なのです。

そういった寝違えは、寝ている時の姿勢が悪くどこかに負担が集中しているので痛みが出たりするのです。

もっといえば、普段の姿勢が悪く首に負担がかかりダメージが蓄積されていて、寝ている時にも負担が掛かり続けると寝違えが起きるというパターンが最も多いです。

何日も治らない人は、首だけではなく体のゆがみやバランスも悪くなってより治りにくい体になってることが多いです。

ここまでをまとめると、

【普段の姿勢が悪く首にダメージが蓄積→寝ている時の姿勢も悪くダメージが蓄積される→その状態が続くと朝起きた時に寝違えとして症状が出る→その状態を放置してると痛いのを我慢しながらかばって動かすので、体がよりゆがみ治りにくい体になり何日も痛みが残る→痛みはとれても姿勢やゆがみは治ってないのでしばらくしたらまた同じように繰り返す】

という一連の流れが出来上がっていくのです。

 

寝違えの治療

寝違えでも甘く見ずにしっかり治したほうが後々に癖になったりとか何日も繰り替えすということがなくなるので、根本的に解決をおすすめします。

当院では、「無痛ゆがみ調整」というのが寝違えの場合の治療になります。

この調整は全身のバランスを整えて姿勢を良くしていく根本治療です。

詳しくは下記リンクからご覧ください。

無痛ゆがみ調整についてはこちら

 

寝違えのセルフケア

寝違えを起こしたら、絶対にしてはいけないことがあります。

1つは冷やすことです。冷やしてしまうと緊張しているところがより緊張してしまいひどくなってしまいます。

もし腫れがあったりすれば、冷やすのですが腫れていなければよく温めましょう。

おすすめは湯船につかることです。

もう1つは首を揉んだり押したり痛いのを我慢して動かさないことです。

自分でマッサージしても何も解決しないのでしないこととさらにひどくなってしまう可能性もあるので首は触らないようにしましょう。

後は安静にして痛い動きをなるべくしないようにしてください。

そうすれば痛みもおのずと楽になってくるはずです。

お試しください。

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