交通事故で後遺症を残さないためにするべきこと by冨田蓮
相模原市にある交通事故専門治療院、かみみぞ徳永整骨院の冨田です。
交通事故は一生に一度あるかどうかの非常にまれな体験です。
事故の衝撃はみなさまが考えているより強く激しいので、むちうちや他に痛めた箇所の治療が長期化するということはよく言われています。
そして後遺症として「むちうちの後遺症で肩こりがでるようになった」とか「慢性的な腰痛が残った」なんて声がよく聞かれるのです。
ここまでを聞くと怖い交通事故のケガですが、きちんとした対処を行えば後遺症も残さず完治することが可能です。
交通事故治療をすすめていくにおいて、大切なことやポイント・気を付けるべき点を様々な観点からお伝えしますので、参考にしてみてください。
①交通事故に遭ったらまずは整形外科に行く
交通事故治療をする際には医師の診断が必要になってきます。なのでまずやるべきことは整形外科(病院でも構いません)でレントゲンを撮ってもらい診断をしてもらうことです。
ここで1つ注意点。レントゲンを撮るのは必ず首と腰をとるようにしましょう。
よく最初は首しか痛くなかったのに数週間後には腰も痛くなってきたというパターンがかなり多いです。
実は後から腰が痛いと言われても治療ができない可能性が高いです。なぜかというと、事故で起こしたケガと認められないからです。
背骨は1本につながっています。首だけむちうちになるはずがなく、実は腰もむちうちと同じように痛めているのです。
なのでまずは首と腰の検査(レントゲン)をするようにして、診断書を腰と首でだしてもらいましょう。
もちろん他に痛い所があれば一緒に検査をしてもらいましょう。
この検査で後からご自身が救われるので、遅くても事故から2週間以内には首と腰の検査をおすすめします。
②交通事故治療は整形外科と整骨院を上手く使い分ける
整形外科での交通事故治療は、電気をかけて温める、ということが行われることが多いです。
もちろんそれも必要です。
しかしこれだけだと、後遺症になる可能性が高いです。
1週間に1回もしくは2週間に1回は整形外科に通うことを治療が終了するまでは通い続け、他の日は整骨院や接骨院で治療することをおすすめします。
整形外科に定期的に通うことで検査がすぐできたり、適切な治療期間を確保することができます。
医者に診てもらっているというだけで、強制的に治療打ち切りという可能性が減らせます。身体のためにも、適切な治療期間を確保するためにも定期的に通うことをおすすめします。
ではなぜそのほかの日は整骨院がいいかというと、治療をしっかりしてくれるので治りが早く、さらに整骨院で働いている方は、「柔道整復師」という国家資格を持ち体のことは良く知っています。
ここで整骨院を選ぶポイントをお伝えします。
それは全身の治療をやってるかどうかです。簡単に説明しますが、交通事故の後遺症を残すパターンは痛みがある以外の場所に緊張が出てきたり体のゆがみが出てきて、それらが後遺症として残るパターンが多いです。
なので全身の治療をして、痛い部分以外の全体的な体の状態を見てくれる整骨院をおすすめします。
この見極めで後遺症が残るか残らないかを分けると思ってください。
③弁護士特約を使う
ご自身の保険(自動車の任意保険やその他の保険でもなんでもいい)で弁護士特約をつけている人はそれを使いましょう。
知らず知らずのうちにつけてたというパターンも多いので、必ず確認しましょう。もし付いていなければ仕方ないですが、ついていた場合は必ず使うようにしましょう。
弁護士特約を使うことで等級が下がることは一切なく、普通の交通事故治療であれば上限額も超えることは一切ありません。
弁護士特約は積極的に使いましょう。
交通事故で弁護士を頼むのは気が引けると思いますが、裁判を任せるなどの堅苦しいことではありません。(まれに交通事故が裁判までもつれることはあります)
弁護士にやってもらうことは、保険会社のやり取りを代わりにやってくれる・慰謝料を正しく請求してもらう・適切な治療期間を確保してもらう、こういったことをやってくれます。
交通事故治療でよくあることは、相手の保険会社とのやり取りがめんどくさいということです。
電話が頻繁にきたりするので面倒に感じる方が多いので、その面倒も弁護士が代わってくれるので、自分は治療に集中できるので精神的にも楽に過ごせます。
こういった背景もあるので、弁護士特約を交通事故治療で使うことをおすすめします。
最後に
以上で交通事故でやるべきことや注意点の説明は終了です。
もちろん上記以外にもまだまだたくさんあります。
実際には、治療を受ける整骨院等に問い合わせるのが早いかと思います。
当院でも交通事故治療は行っていますので、お気軽にお問合せください。
治療も全身の治療を行い、後遺症を残さない体作りを日々していますので、詳しくは下記リンクからご覧ください。
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