猫背
姿勢不良の代表格ともいえる「猫背」ですが、良くしたいとは思っていても、なかなか改善していない方が多いのでしょうか?
猫背は肩こりや腰痛も引き起こすので、見た目だけの問題ではなく体の不調にもかかわってきます。
近年、スマートフォンが普及し姿勢が猫背になる人が増えています。
あなたの姿勢は猫背になっていませんか?
猫背の原因とは?
猫背は大きく分けて4つのタイプ、原因があると考えています。
1. 頭が前方になっている方
2. 肩が前になっている方
3. 背中が丸くなっている方
4. 骨盤が後傾している方
どれか一つの原因というよりは、いくつかの原因が重なっていることも多いです。
それぞれに原因がありますので、まずはご自身がどのタイプなのかを把握することが必要です。
1. 頭が前方になっている方
これはとくにスマートフォンやパソコンを操作している時の姿勢を見ていただければわかりやすいです。
頭が前に出て首が不自然に前に出ている状態です。
「ストレートネック」とも呼ばれる姿勢のことで、かなり首に負担がかかります。
ストレートネックの状態を放置しておくと、頚椎症やヘルニアにもなりかねない危険な姿勢の1つです。
なぜストレートネックになるかというと、首の前の筋肉が緊張し前に引っ張られるからです。
背中の背骨が硬く動かなくなるのも原因として挙げられます。
2. 肩が前になっている方
これは一般的な猫背のイメージなのかと思います。
肩が前に丸まっている姿勢です。
肩コリの原因になっている人が多いですし、見た目的にもだらしなく見えます。
胸の筋肉や腕の筋肉が緊張していて引っ張られるので肩が丸まってしまいます。
デスクワークが主な仕事の方や、勉強など机に向っている時間がながいとこの姿勢になりやすいです。
3. 背中が丸くなっている方
この姿勢もよく見かけます。
背中から丸まっている人のことですが、これもデスクワークなどが多い人に多い姿勢です。
お腹に緊張があることが多く、背中が伸びてない状態です。
もちろん、背骨にはいい影響はあるわけがなく、負担がかかりやすいです。
意外と小さいお子様がなっていることも多い姿勢(ゲーム等をやるときの姿勢)なのではないでしょうか。
実は骨盤の角度も関係しています。
骨盤の角度が後ろに倒れる後傾の状態ですと、体重は後ろにかかります。
そのバランスをとろうとして、上半身を前に出してバランスを取っているのです。
これもデスクワークの姿勢が悪いとなりやすいです。
腰から丸まって背中も首も丸まっている状態のことです。
猫背のタイプについて動画でも解説しています
当院の猫背治療へのこだわり
上記のタイプは、ほとんどの場合どれかが組み合わさって悪い姿勢になっています。
すべてに当てはまる人も多いでしょう。
ただ、人により原因となっている部分は微妙に違ってきます。
大切なことは、原因から解決する根本治療というのが、猫背を改善するポイントになります。
原因がはっきりわかると、対処方法も見えてきます。
よく言われる
「矯正バンドをつけると良い」
「一発で良くなる方法がある」
「背筋を伸ばしてればよい姿勢になる」
等は、すべてウソです。
とくに無理やり背筋を伸ばしている人が多いですが、それは間違っています。正しくない姿勢を意識しても意味がありませんし、そもそもその姿勢を維持することは無理ですよね。
なので、意識だけで姿勢が改善するなんてことはありえないのです。
※動画でも姿勢の意識について解説しているのでご覧ください。
長年かけてつくられてきた姿勢なので、そう簡単には治りませんが、原因をはっきりつきとめ、適切なエクササイズを継続すれば、姿勢は必ず改善していきます。
もし「猫背」に悩んでいて、それを改善したと考えられているのであれば、是非「姿勢の専門家」にご相談ください。
当院では、姿勢の改善や猫背を治すのに「無痛ゆがみ調整」をおこないます。
バキバキしたり、ぐいぐい押したりもしない、ソフトで優しい治療です。
全身の背骨の調整をおこなうので、猫背の原因から治しますし、肩コリなどの不調の改善も一緒におこなえます。
さらには、自宅で出来るような体操も指導させていただき、自分自身でも姿勢の改善に努めてもらいます。
◆無痛ゆがみ調整
料金:1回2680円(税抜)・初診料1000円(税抜)
時間:初診の方は1時間かかります(治療時間は約15分)
詳しくは下記リンクの「無痛ゆがみ調整」の欄をご覧ください。
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猫背を改善する自宅で出来る簡単ストレッチ
多くの人に当てはまる肩前タイプを改善する体操をやっておくだけでも、効果はあります。
原因は人それぞれですので、姿勢が絶対に改善するとは言い切れないですが、しっかり継続していけば現在よりは確実に姿勢が改善していく体操になります。
動画でもご紹介しているので、参考にしてください。
~やり方~
①手のひらを前に向けて、腕を伸ばしたまま少し後ろに引く
②肩の高さまで腕をあげて、背中側で両手の小指をぶつけるような動きをリズミカルにおこなう
③10回繰り返す
~動画~
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