よく噛んで食べてないと自律神経に負担をかける
自律神経失調症専門整体をおこなっている冨田です。
みなさんは、
「よく噛んで食べなさい」
と言われたことはありますか?
きっと多くの人は1度は言われたことがあるセリフですね。
何気なく注意を聞いているかもしれませんが、実はよく噛んで食べることはすごく大切なのはご存知でしょうか?
よく噛んで食べることで得られる効果はたくさんあります。その中の1つにお腹を整える効果があるのです。
よく患者さんでも「お腹の調子が悪い」という相談が多いですが、実はお腹の調子が悪い人は、よく噛んで食べていないか、水分が足りていないかの2つの原因になっていることがほとんど。
今回は、なぜよく噛んで食べることが自律神経を整えるのに役に立つか解説していきますね!
よく噛んで食べると内臓が喜ぶ
人間は食べ物をたべたら消化し、栄養素を吸収する働きがあります。
ここで問題です。消化はどこから始まっているか知っていますか?
答えは「口」から消化は始まっています。
胃からではないんですね。
唾液にも消化する効果がありますが、物理的に食べ物を細かくできる役割が口では大きいです。
氷に例えるとわかりやすいですね。
コンビニで売っているような、大きいブロックの氷と小分けに細かくしてある氷がそれぞれ同じ量あるとします。
それぞれ、同じ場所に置いておくとどっちの方が溶けやすいのかイメージしてみましょう。
もちろん、小分けに細かくしてる氷の方が早く溶けますよね。
食べ物も同じです。
胃に到達するときにゴロゴロしている大きいままなのか、細かくしてあるほうがいいのかは一目瞭然。
口で細かくしておけば胃や小腸にかかる負担も減ります。
このようなことから、よく噛んで食べて胃腸を助けてあげることが非常に大切なのです。
内臓は自律神経が支配している
何を隠そう、内臓は自律神経が支配しています。
消化するのも、栄養を吸収するのも、胃や腸をコントロールしているのが自律神経なのです!
胃や腸に大きい食べ物が入ってくれば、通常より働かないといけませんよね。それってつまり、自律神経もたくさん働かないといけないのです。
自律神経は胃腸の働きだけをコントロールしているわけではありません。体の多くの機能をコントロールしているからこそ、人間は生きていけます。
胃腸が働くのに自律神経が集中してしまうと他の機能がおろそかになってくるので、それが自律神経の乱れとなり倦怠感などにつながります。もちろん、よく噛んでないので消化不良や吸収不良となり、下痢や便秘につながっていくのです。
意識しないとよく噛めないよ
下痢をしやすい、便秘をしやすい、倦怠感がある人はよく噛んで食べることを日ごろから意識してみましょう。
それだけで体も変わってきます。
でも、しっかり意識しないとよく噛めないので、本気で取り組んでいくことが大切です。
なぜよく噛んで食べるのが体に悪いのかは説明しているので、あとは自分で意識していくしかありません。最初は大変かもしれませんが、一ヵ月も続けていると自然にできるようになります。とにかく最初は意識的によく噛んで食べるようにしてみましょう!
20回噛んで食べるってよく言いますが、それはあまり意識しなくてもいいです。
20回数えるの面倒じゃないですか?(笑)
ただでさえ、意識して噛んで食べるのは面倒くさいのに、さらに数えるってなると多くの人は続かないです。
いつもより多く噛んで食べるぐらいの意識でいいですから、続けやすいようにしましょう。
同時に水も2ℓ飲む
よく噛んで食べると同時に取り組んでほしいことは、水を2ℓ飲むことです。
人間の60%は水。その水が足りてない人が圧倒的に多いですね。
患者さんでも、
「水飲んでない」
「水飲む習慣がない」
という人がほとんど。その中でも、ちゃんと水を飲んでいる人の方が治りが早いのは事実。
あのサプリがいい、あの栄養素がいいなどの情報はたくさんあると思いますが、実は「よく噛んで食べて水をたくさん飲む」だけで人間の体は健康になります!
簡単なことですので、ぜひ継続しておこなってみてくださいね(^^)/
自律神経失調症専門整体
当院では、自律神経に関わる不調に対して「自律神経失調症専門整体」をおこなっています!
私が責任を持って患者様を診させていただき、体の自然治癒力を最大限高めていくことで改善に導いていきます。
首・姿勢・呼吸の3方向からのアプローチで、自律神経を整えて体の異常を改善します。全国をみても、専門整体をやっているところは少ないので、興味がある方は専用のページをご覧ください!
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