肘の痛みが治りづらい理由 by冨田蓮
明けましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
さて新年のあいさつはこれぐらいにして、今回は肘の痛みについて解説していきます。
肘の痛みは、体の使い方が関係していることが多いのです。
肘の痛みの原因
肘の痛みというと、有名なのは野球肘やテニス肘が思い浮かぶと思います。
野球肘は内側上顆炎、テニス肘は外側上顆炎とそれぞれ正式名称があります。
簡単に言うと、肘の内側か外側が痛いかどうかの違いがあるだけです。
野球肘もテニス肘も共通して言えることがあります。
それは繰り返しの力が肘に負担を掛けていてそれがある時痛みとして出てくる、という発生機序が同じということです。
要するに、使い過ぎということです。
肘の場合は、肘だけを動かすことは少ないと思います。
日常で肘を使うときは、手首も動くし指も動くし、もっといえば肩も肩甲骨が動いています。
もちろん肘の動きが悪いと負担がかかったりしますが、それよりも他の部分の動きが悪くて結果的に肘に負担がかかるというパターンの方が多いです。
当院で実際の症例をお話しします。
主婦の方でテニス肘の痛みを訴えている人がいました。
実際に触診してみると、様々な箇所に緊張があったのでそれぞれ緩めて経過を見ていました。
その中で一番効果があったのは、手の指の動きを良くすることと、中手骨と呼ばれる指の骨の間にある筋肉の緊張を取ることでした。
このように痛い箇所は肘だけど、原因は他のところにあったということはよくある話です。
大切なのは肘だけに捉われないようにすることなのです。
肘の痛みの治療
当院肘の痛みに対しての治療は、肘だけを治療することはしません。
肘を治療することはもちろんしますが、他にも手首や指、肩と肩甲骨の動きも良くしていくことをしています。
肘の痛みは長期化する場合が多いです。
長期化する場合は、肘だけの問題ではありません。
当院の治療は無痛ゆがみ調整をやっていきます。
全身のバランスを整え、体の使いか方を正しくしていきますので、肘が痛い方にはおすすめです。
肘の痛みに効く体操
先ほど症例で指の動きが悪かったということをお伝えしましたが、肩甲骨の動きが悪い人もかなり多い印象です。
肩甲骨は腕の動きをするうえで非常に大切な部分です。
ここの動きが悪いと腕の痛み肘の痛みにつながってくるので、今回は肩甲骨に対するエクササイズをお伝えします。
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