ぎっくり腰の原因をあやふやにしないでください by冨田蓮
相模原市のかみみぞ徳永整骨院副院長、冨田です。
この時期寒くなってくると腰を痛める人が多く、よく「ぎっくり腰になりました」と来院されます。
ぎっくり腰になる人で多いのは、
「毎年、冬になると1回はぎっくり腰になる」
「立ち上がった時にぎっくり腰になった」
「かがんだ時にぎっくり腰になった」
等の声がよく聞かれます。
【ぎっくり腰は繰り返している人が多く、日常のふとした動作で痛めることが多いのが1番の特徴です】
今回は、なぜぎっくり腰は繰り返すのか、なぜ日常の当たり前の動作で痛めるのか、そんな疑問を紐解いていきます。
ぎっくり腰を繰り返す原因
ぎっくり腰を繰り返す人の特徴として、元々慢性的な腰痛があるということが挙げられます。
慢性的な腰痛がある→急にぎっくり腰になる→しばらくするとぎっくり腰の痛みは引くが、元々の腰痛は残っている→しばらくすると再びぎっくり腰が再発
上記なようなサイクルが出来上がっているのです。
ぎっくり腰になると、とりあえず痛みを引かせるための治療を始めます。
電気をかけたり、湿布を張ったり、温めたりなどです。
これらは対症療法ですので、痛みを引くことしか効果がありません。もちろん、かなり痛みは強いので対症療法は必要です。
しかし、対症療法により強い痛みが引いたからといって治っている訳ではないのです。
ここを勘違いしている人も多いので、ぎっくり腰を繰り返す人が多いのです。
しっかり腰にかかる負担から治さないと先ほど書いたサイクルに陥って、腰痛と付き合っていく人生を送るしかありません。
原因を見極める
腰にかかる負担というのは、「姿勢」です。
姿勢が悪いと腰には、通常より数倍の負担がかかります。
姿勢が悪いとかかる負担というのは、24時間かかり続けるのでじわじわと疲労が蓄積していきます。
これが慢性的な腰痛の正体であって、この状態が継続するとぎっくり腰になってしまうのです。
ぎっくり腰を繰り返している人は、自分の姿勢を見直したことありますか?
きっとほとんどの人は、姿勢が丸く猫背の状態になっていると思います。
姿勢から治すことができれば、普段の腰痛が改善し、毎年繰り返しているぎっくり腰が、きれいさっぱり無くなるでしょう。
なぜ日常のふとした動作で痛めるのか
最初にも述べた通り、ぎっくり腰を引き起こす時は日常動作で起きることが多いです。
立ち上がり、かがんだ時などですね。
ここでも勘違いしやすいのは、
「かがんだから痛めた」
ということです。
たしかにかがんだことでぎっくり腰を引き起こしている事実は変わりませんが、それだけであの激痛が引き起こされるわけがないのです。
姿勢が悪いことが原因でぎっくり腰になっていると述べました。
姿勢が悪いと腰の疲労が、10%→20%→50%→70%、と溜まっていくのです。
それが、たまたまかがんだ時に100%の限界を超えてきて、ぎっくり腰になっています。
まとめると、
【姿勢が悪いので疲労が腰に溜まる(慢性腰痛)→どんどん限界が近づいてきてしまう→たまたま日常動作をした時に限界を超えてぎっくり腰発症】
というサイクルが出来上がっています。
ぎっくり腰の原因は姿勢であることが多く、日常動作で痛める原因も姿勢ということになります。
治療
当院でぎっくり腰の治療は、根本的な原因から解決することです。
姿勢から治すのですね!
ただ痛みを取るだけではなく、原因から改善することで再発予防にもなり、日々の生活での慢性的な腰痛も改善していきます。
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- 徳永 英光
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