四十肩・五十肩の痛みを生活改善で減らせます!by本田貴久子
寒くなってくると、体のあちこちに痛み・違和感を感じることも増えて悩んでいる方いるかもしれません。
厚手の上着を着る時に、肩にピキット違和感を感じたり、ズボンを上げる時に手首肩に痛みを感じることがあったら、それはいわゆる「四十肩」「五十肩」と言われる症状の可能性が高いです。
あなたの痛みは「四十肩」「五十肩」?
私たちの体の痛みはほとんどか日常生活の体の使い方のクセや姿勢の歪みの結果です。
もしあなたが次のような痛みがあれば、「四十肩」「五十肩」といわれる症状かもしれません。
□上着を着る時にある角度で激痛がする。
□ドアを押す時に痛みが出る
□引き戸を開けられない
□洗濯物をピンチに干すのがつらい
□スーパーで食品を取り上げる動きが痛い
などなど、本当に日常の些細なことに支障をきたすのでとても厄介です。
このような症状で病院に行くと「四十肩」「五十肩」と診断を受ける方が多いです。
あなたの肩の痛みの原因を見極めましょう!
「四十肩」「五十肩」と聞くと、肩の周りに問題があると思って、動かしてストレッチしてみようとか、湿布を張ってみようとおもう方が多いです。
でも、痛みの原因がもっと先の方、手首や手先、肘にあることが多いのです。
手先の方に負担が掛かっていて、その負担のために体の使い方が不自然になり、肩周辺の関節が内に入り込んだり、肩が鎖骨周辺から引き上げられてしまっているケースも多くあります。
私たちの体の痛みの多くは日常の生活習慣の中に潜んでいます。
次のようなこと、当てはまりませんか?
□パソコンのキーボードを打つときに手首が浮いた状態で使っている
□パソコンのマウスが手のサイズに合っていない
□横を向いて寝る時に仰向きの時と同じ高さの枕で寝ている
□手先の細かい作業が多く、指がむくむことがある
□片手でスマホや携帯を長時間扱う
上記のことは手首、手のひらの関節、手首に負担が掛かります。
同じ筋肉ばかり使って手首や手のひらが硬くなります。手首や手の指を動かす筋肉は前腕を通って肘くっついています。
日常生活で負担が掛かる動作を減らさないと、肘の周りが知らず内に硬くなり、それが肩の痛みへと繋がってしまうのです。
また横を向いて寝る時、枕の高さを変えないと頭や上になっている方の腕や肩の重さが下になっている肩甲骨の下縁や、脇腹にすごい負担が掛かってしまっているのです。
こんな自分にとっては何でもないと思っているところに痛みの原因があることにみなさま驚かれます。
でも、それは自分でも痛みを防ぐことが出来るということ!
まず上記の項目に思い当たることがあれば次の様に改善してみましょう。
☆パソコン作業時に手首が置けるようにタオルなどで枕を作って手首を支える
☆長時間握るマウスの大きさを自分の手に合うものにする
☆マウスの操作時にも肘が置けるようにする。
(スペースがあるのに、肘を安定させることを知らずに机の手前の方でマウスを使っていませんか?」)
☆スマホや携帯を操作するときは疲れる前に休憩をいれて、触らない時間を作る。
☆使った筋肉を緩めるために、毎日方まで入浴する。
☆横向きになって寝る時の為に、小さい枕を用意しておいて、我慢しながら睡眠を取る状態を避ける
これらのことを実践するだけで、症状が緩和されますし、回復のスピードが上がります。
初期症状の場合はこれらの改善に合わせて、お風呂の湯船に浸かって筋肉を緩める、睡眠時間を十分にとることを合わせると自己回復力で症状を改善することが出来ます。
症状が出てから長くなっている場合は、緊張した筋肉によって体に歪みが生じている可能性が高いです。
体の歪みが定着してしまっている場合は、一度専門家に改善してもらうことをお薦めします。
当院では痛みなく体の歪みを調整し、ゆがみの戻りが少ない体作りを目指すメニューをご用意しております。
長く同じ症状で悩んでいる方は、一度体の歪みが出ていないか確認されることをお薦めします。
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