朝の疲れの原因とは by冨田蓮
睡眠時間は十分なのに、朝起きると体が疲れているなんて経験ありますか?
意外と寝ても疲れが取れなくて悩んでいる人多いのではないでしょうか。
今回はその朝の疲れの原因を整体目線で語っていきたいと思います。
最後にストレッチもお伝えしていきます。
たくさん寝てるのに!!なんで朝疲れているの?
そもそも人間は睡眠している時に体は回復しています。
本来は睡眠することにより、前日の疲れやストレスが解消されて次の日の朝を迎えます。
これを前提に話を進めていきます。
朝疲れている人で、「たくさん寝れば疲れが取れる」とか「朝起きるときには疲れが取れてる」という風に考えて実際に睡眠時間を長くしたり工夫したりしますが、現実は「10時間も寝たのに疲れが取れない」とか「毎日22時に寝てるんだけど疲れが残る」という結果が多いです。
なぜそんなことが起きるのでしょう。
もちろん寝不足で疲れているのであれば、睡眠時間を伸ばせば解決するでしょう。
いくら寝ても疲れが取れない人は、睡眠の質が低いのです。
睡眠の質はなんだと疑問だと思いますが、睡眠にも良い質や悪い質があります。
この睡眠の質を決める要素は大きく2つあります。
簡単!寝具を選ぶ基準とは
1つ目は寝具です。
寝具である枕や敷布団を間違った基準で選んでしまうと、結果的に睡眠の質を下げて全く回復しない睡眠になってしまいます。
では寝具を選ぶ基準ですが、高いものはすべて体に良いかというと、実はそうでもないです。
まずは、値段が安かろうが高かろうがその人に合っていなければなんの効果もないのです。
そこを一つの基準としてまずは選んでみましょう。
枕ははっきり言うと、低反発枕はおすすめしていません。
なぜかというと、寝返りを妨げるからです。
人間は寝ている時に、寝返りをすることにより、同じ姿勢で寝ているという負担を作らないようにしています。
同じ姿勢で寝ているというのは、身体にとってものすごい負担になるからです。
その大切な寝返りが、低反発の枕だとしづらくなってきます。
低反発枕だと、頭が沈み過ぎるのです。
次に枕の高さですが、高すぎてもダメですし、低すぎてもダメです。
まずは、自分に合った枕の高さを見つけるのが先決で、それを見つける方法をお伝えします。
簡単なのですが、「バスタオルを3つ折りにしてそれを2~3枚重ねます。あとは自分の好みの高さに微調整する」たったこれだけです。
微調整の部分は、バスタオルを一周させて若干高くしたり、二つ折にして重ねたりと工夫してみましょう。
自分がしっくりくる高さを見つけられたら、その高さが自分に合っているということです。
マットレス等も枕と一緒で低反発のものはおすすめしません。
なぜなら、身体が沈むことで、寝返りがしづらくなってしまうからです。
とっても重要!!寝姿勢とは何か
二つ目の要因は寝姿勢です。
寝姿勢とは、言葉の通り寝ている時の姿勢です。
寝ている時の姿勢が悪いと、リラックス状態が作れないのです。
寝姿勢が悪いと、体のどっかが無理をしてしまい緊張します。
その人によって、タイプがありますが、多いのが猫背の姿勢の人のタイプです。
肩が丸まり普段から猫背の人は、寝てもそれがなくなるわけではありません。
肩が丸まった状態で寝ると、背中側が緊張します。
さらに肩が丸まるということは、呼吸が浅くなります。
肋骨が動きにくくなってしまうからです。
これによって、背中が寝ていても緊張し呼吸が浅くなると人間の回復力がガクッと下がってしまいます。
これが寝姿勢が悪くて朝の疲れの原因になる代表的なパターンです。
今日から始めよう!寝姿勢改善ストレッチ
では寝姿勢が重要と分かったとこで、それを改善していく対策をお伝えしていきます。
「ペンギン体操」というもので、猫背を改善していく体操になりますので、結果的に寝姿勢も改善していき朝の疲れの対策になります。
1日10回を目安に毎日取り組んでみてください。
動画もあるので、参考にしてみてください。
~やり方~
①手のひらを前に向けて、肩の高さまで手をあげる
②そこから、背中側で両手の小指同士をぶつけるように動かします
~ポイント~
・動かすのはリズミカルにやりましょう。力はいりません。
・小指同士がつかないのであれば、無理をせずいけるとこまでやりましょう。
・痛みがあるのであれば、痛みが出ない範囲でやりましょう。
~動画~
当院の寝姿勢の治療
当院では寝姿勢を改善する整体「無痛ゆがみ調整」というものがあります。
朝の疲れが取れないことでお悩みの方で、今まで多くの改善例があります。
根本的な姿勢の原因から改善していくのです。
とても優しい治療で安全に行え、バキバキしたりグイグイ押したりしません。
詳しくは下記リンクをご確認ください。
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- 徳永 英光
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