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新年度になって子供が体調を崩してしまう理由とは

もうすぐ6月になりますが、4月から新生活をスタートさせた方は多いのではないのでしょうか。

新しい環境にも慣れて、楽しい日々を送っていると思います。

しかし、新しい環境に慣れないせいか、逆に体調が悪くなってしまう方がいるのも事実。

とくに学生の子は、この時期に頭痛やめまいを引き起こし朝起きられなくなってしまうことも。

私は日ごろから、原因不明の体調不良で悩んでいるお子様を診ていますが、共通しているのが「生活習慣の乱れ」です。

生活習慣の乱れ＝体（自律神経）の乱れ

「新しい環境に慣れないのもあってか、最近は体調を崩して学校を休みがち…」

という悩みで来院されるお子様が最近多いです。

新しい環境に慣れないというストレスは多大なるものですから、そのストレスがきっかけで体調を崩してしまうことは当然の結果。

しかし、それ以外にも原因がある子が多くて、それが先ほど伝えた「生活習慣の乱れ」です。

例えば、夜中までスマホのいじって寝不足になり、外に出ないで家で涼んでいるなどの生活をしていれば、瞬く間に様々な不調が出ることでしょう。

人間の体は「日々の生活習慣の結果」で成り立っています。

体調が悪いと悩んでいる子供たちに話を聞いてみると、

「ちょっと前から夜更かしするようになった」

とか

「ずっと家でスマホをいじってる」

ということをよく言いますし、スマホをいじる姿勢はかなり悪いので、そこから首こりや肩こりにもつながるケースも。

原因不明の不調で悩んでいる子供たちが、まず見直すべきことは日々の生活習慣です。

「薬でどうにかしよう」「そのうち治るだろう」

これではいつまでも良くならず、むしろ悪化していき、治療も難しくなっていってしまいます。

生活習慣を正す方法

生活習慣を正す方法と書きましたが、多くは「体には悪いと知っている」ことをやってしまっています。スマホのいじりすぎはダメとわかっているけど、いじってしまうことってよくありませんか？

こういった当たり前のことができていないのです。

まず例にも出したように、スマホのいじりすぎはいけません。

とくに夜寝る前までいじっている子供は要注意。ついつちやってしまいがちな布団の中でいじるのも、体調を崩してしまう大きな原因です。

30分以上の連続使用は控えて、寝る前の30分からスマホを見ないようにすると、非常に体のストレスが減ります。

とくに寝る前の30分からスマホを見ないようにすると、睡眠の質があがり疲れが取れやすくなるのでオススメですよ。

又、これから暑くなってくるので水分補給をする機会が多いとおもいますが、それをジュースで補給してはいけません。

正確にはジュースを水分補給を思わないようにしましょう。

ジュースはジュースで飲んでも大丈夫ですが、必ず「水」を飲むようにしてください。

人間の体の中は水が60％です。水ですからね。ジュースではありません。

ジュースの中には砂糖や他の成分がたくさん入っているので、純粋な水として摂取できる量は少ないです。なので、必ず水も飲むように心掛けましょう。1日1.5ℓ～2ℓを目安にしてください。

水を飲むことで体の循環機能が向上し、疲れやストレスが取れやすくなりますよ。

あと、最近増えてきているのが「カフェイン」の摂取で、カフェインは取り過ぎると自律神経に悪影響を及ぼしてしまうからです。

エナジードリンクが近年流行しているのでよく飲む子をみかけますが、エナジードリンクにはカフェインが多く入っています。

あとは、コーヒーや紅茶にもカフェインは含まれていますね。

カフェインは体を緊張させてしまい、常にストレスを感じやすい状態になってしまう効果があります。

眠気覚ましとよく言われますし、たしかにその効果がありますが、無理して体を起こしているのでいつかそのツケが返ってきます。

なので、エナジードリンクやコーヒーなどは控えて、先ほど伝えた水を飲むようにしましょう。

まとめ：自分の体は自分で作ってる

当たり前のことですが、自分の体は自分で作っています。今の自分の体は、自分が選んだことから成り立っています。

カフェイン、水、スマホ、こういった生活習慣は自分でも変えることはできますよね。

しかし、ここに気付かず「今は大丈夫だから」と続けてしまい、不調が出始めた頃には時すでに遅し。

そうなってしまっては、体を元に戻すのはより難しくなってしまいます。

くり返しになりますが、お子様の生活習慣を見直してみると、これまで伝えたような悪い習慣になっていることがほとんど。

薬を飲むのが最優先ではありません。自分の生活習慣を見直すことが最優先ですよ

。

ぜひ、この記事をきっかけに、自分自身の生活習慣を見直すきっかけになっていると嬉しいです。

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