起立性調節障害と自律神経の関わりとは by冨田蓮
自律神経専門整体をおこなっている冨田連です。
起立性調節障害という言葉をご存知でしょうか。
小学生高学年~高校生のお子様に発症し、主に朝が起きれない・頭痛・めまい・倦怠感などの症状を訴えます。
そんな起立性調節障害について解説していきます。
起立性調節障害とは
上記にも書いた通り、10歳~18歳ぐらいによく見られます。
朝が起きられなかったり、たちくらみ、頭痛、動機、倦怠感、吐き気、失神してしまう等の症状が出ます。
これらの症状が出始めたら、親御さんは病院に連れていき検査を行います。
しかし、血液検査や診察も含めて検査しても異常がない場合に、「起立性調節障害」と診断されます。
起立性調節障害には、4つの分類に分かれています。
①起立直後性低血圧:起立直後に血圧が低くなる
②体位性頻脈症候群:起立後しばらくして心拍数の増加がみられる
③神経性調節失神:起立後しばらくして血圧が突然低下する
④遷延性起立性低血圧:起立後の数分後に血圧が下がる
それぞれの特徴はざっくりとしか解説していませんが、これらの4つのタイプにわかれます。
共通していえるのが、「自律神経の乱れ」による血圧や心拍の調節障害ということです。
交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできないことで、起立性調節障害が引き起こされているのです。
思春期に体が成長していく中で自律神経の発達に影響が出るので、バランスを崩しやすいと言われています。
朝が起きれないので、学校に行きたくてもいけないと余計ストレスがたまる悪循環にも陥ってしまうので、早めに治療することが早期回復のコツです。
起立性調節障害の治療
病院では、生活習慣の改善から始めるのが多く、その後改善が見られなければ薬物療法という手が取られているみたいです。
自律神経の乱れが引き起こされてしまうと、整うのに時間がかなりかかります。
現に、薬をずっと飲んでいるけど変わらないという子が多いです。
当院では、「自律神経失調症専門整体」という整体をおこなっています。
自律神経に関わる症状を、根本的に解決していきセルフケアなども含めて自律神経を安定させていく整体です。
痛みのない整体ですので、お子様でも安心して受けられるかと思います。
詳しくは下記リンクからご覧ください。
起立性調節障害に効くセルフケア
起立性調節障害の方に一番良いと思うセルフケアは呼吸法です。
呼吸は人間で唯一自律神経に直接アプローチができます。
なので、呼吸を整えることで自律神経も整えていくことができるのです。
~やり方~
①5秒鼻から吸ってお腹を膨らませる
②10秒口から吐いてお腹をへこませる
たったこれだけです。
腹式呼吸という呼吸法ですので、お腹を動かすことが大切です。
1日5分でもよいので、リラックスして毎日やってみてください。
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