あなたの呼吸は浅くなってませんか? by冨田蓮
自律神経専門整体をおこなっている冨田です。
専門整体の中でも特に呼吸に力を入れています。
人間は呼吸を死ぬまでおこない、1分間約12回呼吸をしているので、これを1年・10年・50年に換算すると莫大な数字になります。
その莫大の数字分の呼吸の質が悪かったらどうなるでしょう?
1日では影響はでませんが、それが積み重なると体の不調として現れます。
そんな呼吸についてみなさんはどれくらい知っていますか?
では、解説していきます。
呼吸とは
呼吸の目的は、生命を維持していくことです。
人間は酸素がないとあっという間に死んでしまいますし、空気中や体に二酸化炭素が多くてもすぐに死んでしまいます。(二酸化炭素中毒やアシドーシスと検索してみてください)
呼吸は酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出している役割があるので、呼吸停止になると体はかなり危険な状態になります。なので人工呼吸器というものがあるのです。
呼吸は自分で止めることもできるし早くすることもできますが、基本的には体が勝手にやってくれます。
みなさんの中でも呼吸は肺が動いているという風に思っているいる人いるのではないでしょうか?
実は肺には筋肉はありません。
筋肉がないということは肺単体で動くことはできないのです。
呼吸が起きている原理は、横隔膜と外肋間筋という筋肉が主に動いて、肺を伸び縮みさせて息を吸ったり吐いたりしています。(下記動画参考にしてください)
呼吸には2種類あって、胸式呼吸と腹式呼吸です。
胸式・腹式をうまく2つ組み合わせて日々の呼吸をしているので、どちらかに偏ることは体にとっては負担になってしまいます。
胸式呼吸は外肋間筋が働き、腹式呼吸は横隔膜が働いています。
後でより深く解説していきますが、外肋間筋と横隔膜以外にも呼吸に関係している筋肉がたくさんあります。
呼吸筋
呼吸は横隔膜や外肋間筋だけではなく、様々な筋肉も作用しています。
腹筋や首や背中の筋肉、胸の筋肉などです。
これらは呼吸補助筋といって、通常の呼吸では使わないけど息があがったり深呼吸をするときに使うものです。
現代人の呼吸
理想の呼吸は、通常呼吸で外肋間筋(胸式呼吸)と横隔膜(腹式呼吸)を使用し、場合によっては呼吸補助筋(腹筋や首の筋肉)を使用することです。
しかし、現代人の呼吸で多いのは、外肋間筋(胸式呼吸)と首と胸の呼吸補助筋を使う呼吸になっており、腹式呼吸ができていない人が多いです。
首と胸の呼吸補助筋を普通の呼吸で使用し始めると、筋肉たちは疲弊してきます。無意識の呼吸では使わないからです。
横隔膜を使えないため、深く吸うことができなくなるため、浅く早い呼吸になっていきます。
この呼吸こそが現代人の特徴で、様々な不調のもとにもなっているのです。
日本は、ストレス社会といわれるぐらい日常から常にストレスが加わっているのと、パソコンやスマホが普及したため姿勢が悪い人が多いです。
ストレスを感じる・姿勢が悪いと横隔膜が緊張してしまい腹式呼吸ができなくなるので呼吸が浅くなっていくのです。
呼吸が浅くなっていませんか?
呼吸が浅くなると体にはどんな不調が出るのでしょうか?
まずは、首の筋肉で呼吸をするため肩こりや首こりが出ます。
時には頭痛も出ることもあるでしょう。
そして、呼吸が浅いと自律神経に負担をかけてしまうので、自律神経の乱れが生じてきます。
例えば、、
動悸
めまい
息苦しさ
腸の不調
耳鳴り
不安感
不眠
倦怠感
などの不調が体に現れます。
これらの症状がいくつもある方は、呼吸の乱れがあるかもしれません。
自律神経失調症専門整体
自律神経の乱れがある方は、呼吸も乱れていることが多いです。
薬に頼っていても、その場しのぎの対症療法でしかありません。
当院の専門治療では、呼吸を整えていくこともしていきますが、全身の筋肉を緩めるということも一緒にやっていきます。
全国を見ても自律神経の専門整体をやってる治療院は少ないので、ご興味がありましたら下記リンクから詳細からごらんください。
呼吸を整える方法
自分で呼吸を深く長い呼吸に変えていくのは、自ら腹式呼吸をやっていくのが一番良いです。
呼吸が変わるのは半年以上かかると言われているので、時間と労力がかかりますが地道に腹式呼吸をやっていきましょう。
~やり方~
①5秒かけて鼻から息を吸ってお腹を膨らませる
②10秒かけて口から吐いてお腹をへこませる
~注意点~
・寝る前に5セットやるのが良い
・座ってやることも可能
・吐く時間を長くする
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